古い型のイカ釣りスッテを探しておられる方必見。
YO-ZURI の浮スッテ4号 (下地ピンク・グリーン・夜光)赤帽・緑帽・赤ハチマキ (残り僅か)
各種在庫ございます。
昔のものの方が、2段針がとても強く丈夫だと好評をいただいております。
当店は明治の時代より釣漁具の製造販売をしていました。二代目にあたる私の祖父が、鋳型で鉛を成型し錘スッテというイカ型を造り、祖母が布を巻きひとつずつかがり縫いをして仕上げるのです。家内工業の名残である布きれや綿が大量に保管してありました。
古いラベル いつの時代のものでしょうか。
たぶん50年以上前のものです。
このようにスッテに巻く布が市販されてなかった時分は、衣服の裏地などをほどいては漁具に巻いていたのです。
一年で一番多忙なのは和霊大祭の日だったそうです。大漁旗を揚げた船が入港し、漁師は大漁祈願のお詣りの後、漁具を仕込んで帰るのです。連日夜遅くまで家族総出でイカ釣りを仕上げても翌日には完売だったそうです。
ラベルシール型の張り付けるだけのスッテ布が出回るようになったのは昭和40年代でしょうか。ずいぶんと便利なものが出来たものだと、父が言っていたのを覚えています。