和霊公園で厚いファイルを持った人に場所を尋ねられた。
1960年の日活映画「南海の狼火」のロケ地を訪ねているとか。
ファイルには映画のシーンが整然と並べられていて、それぞれの撮影場所を辿っているという。
千葉から来たというその青年(若い人でした!)は小林旭のファンで、今朝早くにロケ地の一つである滑床渓谷に行って来たとのことで、昔の闘牛場を探しているらしかった。
ようこそ遥々と宇和島へ!
浅岡ルリ子のバックに、浄念寺のお墓へ上る坂道が写っている。私は当時の宇和島の暮らしぶりや風景が懐かしく、ブログで「南海の狼火」を熱く語ったことがある。もう当時の面影が残っている場所は少なくなってしまったけれど、仕事さえなければ私が案内に名乗り出たいくらいだった。